犬の心臓病と利尿薬

犬の心臓病の治療に利尿薬が使われるのはどうして?

 

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犬は、腎臓で血液から老廃物を取り除いて尿を作り、体外に出しています。
利尿剤とは、尿を増やして水分をより多く排出できるよう腎臓に働きかける薬で、短期間で効果が出やすいと言われています。

 

 

心臓病で利尿剤を用いるのは、尿量を増やして水分を体外へ出し、循環血液量を減らすためです。心臓が身体中に送り出す血液量を少なくできるので、心臓へ
           の負担を軽くすることができます。

 

 

心臓病が進行して全身に血液を送り出せなくなると、心臓に血液がたまります。心臓近くの肺血管にも血液がたまり、肺にまで液体がしみ出していくと、肺水腫になります。溺れて肺に水が入ってしまったような状態となり、呼吸困難で命を落とす危険性も出てきます。

 

 

ここで利尿剤を使うと、尿の量を増やして体内水分を減らせます。肺の水分も血管に吸収されていき、肺に水がたまるのを予防したり、治療することができるのです。

 

 

ただ、利尿剤を使って体内水分を減らすということは、脱水を起こす可能性があります。経過をよく観察しながら、注意深く使用する必要があります。また、利尿剤は腎臓に直接働きかけるので、腎臓に病気がある場合など、特に注意が必要です。

 

 

体調が一時的に良くなると、薬を休みたくなるときもあるかもしれません。少し良くなったとはいえ、愛犬の心臓では症状が少しずつ進行しているかもしれませんので、薬を飲ませ続けることが大切です。

 

ラシックス

 

ラシックスジェネリック

 
ACE阻害薬
血管を広げる効果がある薬として、アンギオテンシン変換酵素阻害薬(ACE阻害薬)があります。心不全の初期では、比較的、安全性が高いとして使われています。ACE阻害薬は血管を広げることで、血液の流れを改善することができます。血流を良くするために、心臓のポンプ機能に負担をかけたり、エネルギーを浪費しすぎてしまうことなく、血流を改善することができるのです。
強心薬
心不全で弱った心臓を強く動かすために使われるのがジギタリス製剤を中心とした強心薬です。強心薬にはいくつか種類があり、それぞれ作用が異なります。ベトメディンはジギタリスと違い、心臓に負担をかけないで弱った心機能の改善が期待できる薬とされています。
血管拡張薬
血管拡張剤は数種類ありますが、いくつか同時に投与することで相乗効果を発揮できます。また、強心薬と一緒に使うことで血液をより送り出しやすくすることができるのです。
β遮断薬
β遮断薬は心筋の収縮を抑えて心臓への負担を軽減できるので、心臓をより長持ちさせることができますが、心臓から出される血液量・心拍数が少なくなり、全身への血液循環が悪くなることも考えらるため、重度の僧帽弁閉鎖不全症の犬にβ遮断薬は不適応とされています。
フォルテコール
フォルテコールは犬の慢性心不全や猫の慢性腎不全の治療に使われている動物用医薬品です。フォルテコールの主成分ベナゼプリルの作用で心臓や腎臓の負担が軽くなるため、心不全や腎不全の進行が抑えられます。治療が必要とされた犬や猫は生涯にわたって投薬を続けなければなりませんが、通販だと格安(最安値)で購入することが可能となります。
ベトメディン
ベトメディンは僧帽弁閉鎖不全症(弁膜症)と拡張型心筋症の治療に使われる犬用の心臓病薬です。心臓病を患うと生涯にわたり薬を飲ませ続ける必要があるので費用が嵩みますが、通販(個人輸入の代行)だとベトメディンを動物病院よりもかなり安く購入することができます。

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